2018年8月17日金曜日

物置小屋製作1 基礎~床面作り



◆お久しぶり
前回ブログを書いてからだいぶ時間が飛ぶ。
 GWあたりから始めた物置小屋の製作時間を確保するため、予定のない週はほぼ毎週末作業していた。そして夕方落ち着いた頃には電池切れで寝てしまう。そのためブログを更新する精神的に落ち着いた時間を確保できなかったというのが正直なところ。毎日暑いし。
 こういった自発的な発信作業は、やっぱりちょっと余力がある状態を保たないと続けられないね。

◆物置小屋建て
玄関に溢れかえった工具類を片付けたいニーズが高まっていたので、前々から思っていた”物置”を作る計画を春先から始動した。フツーはヨドとかイナバとかの物置を置くんだけど、DIYで”建築”って言えるものをやってみたいという余分な冒険心が働いたため。

基礎への着工が3月、完成が8月になってしまったけど、自分のDIY歴では最も”大物”なので、せっかくなので記録としてまとめながら振り返ってみる。

◆構想段階
まずはなんといってもお絵かきである。
なんとなくの妄想で作り始められるほど器用ではないので、図書館で借りてきたドゥーパ!なんかを参考に作りたい物置を書いてみた。
これだ
…ラフスケッチといっても程度があるだろとは思うが
この左側の電話ボックスみたいのを想像していた。右は2年前に建てた薪棚。
薪棚の隣に、連続屋根っぽく調和の取れたイメージを描いていたのだけれど、実際見てみると薪棚は結構背が低いので、独立した小屋として成立させる方針に切り替え。



いかにもあれなのでも少しブラッシュアップ

どうやらアイアン調の手すりを取り付けたい様子が伝わってきますね。





なんとなくイメージはできたので、定規を使って… こんな感じかな。このプランではムダに観音開きを計画。









本なんかでよくあるのは 床を1820x910の規格パネル材サイズにして材料効率を高くした例だったりするのだけれど、壁の厚みを考えると910の奥行きが取れないのは狭い感じするよな…と、1100x1820で計画してみることにした。(この決定を後でだいぶ後悔することになる)

◆手始めに
で、次は詳細設計に移行する。 はずなのだが
…これせずに、先に基礎の着手をしてしまった。

というのも、庭の水たまり改善のため近くの砕石屋さんに砂利の手配をしており、その受入で庭の中にいくつか砂利山があるので早く片付けてしまいたかったので。
基礎~土台の段階で直角と水平さえ出しておけば、あとの上モノは流れでなんとかなるでしょ と楽観的にかまえて見切り発車したわけである。

とはいえ、これが意外と難しい。
地山出し

畑と宅地の境目なので、基礎石6つ分、硬い地盤と水平を出すのにひとほぼ丸一日。
ここに来て初めてホースに水を入れて水盛りで水平を出す経験ができた。
束石の高さと水平を調整










駐車場屋根の工事で余っていた柱材を束ね、手製タンパーにしたもの(写真なし)でとにかく突き固める。
固める、水平崩れる、砂利を入れる、固める・・・の無限ループ。







根太を仮配置 いちおう水平っぽい 


また、結構なサイズなので、ベースの根太固定も試行錯誤するハメに・・・。仮配置で水平直角配置を最終を確認しているところ。
このあとで砂利を敷き詰めて固定。









いざ固定、とはやる気持ちはあるが、屋外なので防虫防水の塗装は必須。ストックのあったキシラデコールを塗り塗り・・・

台にしているのはよくあるソーホースブラケットを使ったウマです。庭DIYする人には超便利なので2個単位で作っておくといい。雨ざらしだけど、なにか塗装のたびに余った塗料をいつも塗りつけるので、ものすごく防水されているウマである。



これで自重をすべて支える 大丈夫か

90mm長のビスをサイドから打てるだけ打って根太を固定。結構な自重を支えるので、ビスがちゃんと効くようにクランプで密着させるのは必須です。
えらい外が暗くなっている。
床受けの数は・・・まあこんなもんでしょ。
右側に見えているのは薪棚の柱。
近すぎじゃね?そう、これは近すぎた。これもあとで工程をややこしくする原因に・・・。

およそ2週末ほどかけて床面準備を完了。
さて、ここから上モノ設計を開始するなんともちぐはぐな動き出しとなった。








まだ何も建ってないけど、長いので続きはまた次回。
思い返すと初期段階から結構苦労してたな・・・。

2018年3月30日金曜日

春の訪れと薪の人

寒い寒いと思っていたのに、急激に暖かくなってしまった。
4月に入ってもきっと使うし…とストーブの薪をセーブしていたのだけれど
めっきり使用量が減ってしまい、薪棚1/3ほどを残して今年はストーブ終息の方向。

そんな状態で庭で工作をしていたとある日曜日、造園業を名乗る人物が現れ、「薪買いませんか?」とのこと。メリットのある価格提示だったし、開いた棚に突っ込んで乾燥させ、来年分にするにはほどよい量の申し入れだったので了承してみた。
そして一週間後、きましたよ 薪が。



玉切り(割らない)状態で。

ちなみに、全体ではこの1.5倍量ある。
大分軽トラに無理して突っ込んでる感じあった。
どうすんだこれ、一昨年 伐採に参加して持ち帰った丸太の総量より多いんじゃないのか。

というわけで、最近の私は時間を見つけては薪を割る 薪の人と化しました
ぼちぼち片付けていかないと、すぐに猛暑で動けなくなるし、今のうちにどうにかせにゃならん。

しかも薪って、割れば割るほど空間体積が増えるんだよね。
最近、庭の物置建築をスタートしたのだけれど
この調子では薪棚も増床しないと保管場所がないのでは…? 
もう来年の暖房事情は心配なさそうなのだけれど、そのへんが新たな悩みである・・・。



2018年2月28日水曜日

犬山ハーフマラソン

ゆる何とか ってアニメのせいで時々「犬山」って文字が私のtwitterのTLを流れていきますが、先週末はその命名元たる愛知県犬山市で開催される、犬山ハーフマラソン2018に参加してきた。

 今年度のマラソンイベントは意図的にアップダウンを避けて平地エントリーを選んでおり今回はその2回め。逃げの選択をしているにもかかわらず1回目は平地に調子こいて入りでオーバーペースし、後半ずるずると後退する不甲斐ない結果だった。
今回はそれを反省し、ペースコントロールを意識しよう!と意気込んできた。結構長めの距離もたくさん走ったし。


しかし当日。
 先日のやらかしで引いた風邪が後をひき、なかなか鼻水が止まらない状態。
 朝、会場までの自転車移動で鼻水ズルズルになってしまったのもあり、途中で呼吸困難になったらどうしようとか、どうしようもない不安を抱えながらスタート。
 とはいえ、ペースをほどほどに抑えて5キロ位走ったら、鼻が通って呼吸が楽になってきた。そのままの調子でペースコントロールしてゴール2キロ手前でスパートする作戦を温めていたけれど、いざスパートすると思ったほどペース上がらず(ありがち)。

ヒイヒイいいながらゴールするも、結果はベストの30秒落ちという…もにょっとした結果に終わってしまった。少しペースを絞りすぎたのか?GPSのトラッカーがあってもなかなか思うようにはいかないものであるなあ。。。


 今回は1万人規模の大会にはじめて参加したんだけれど、確かに盛り上がりがすごい。参加人数に対して道が狭くて、最初から最後まで人の波の中で走ってる感ではあったけどね。それもまた一興ということで。
 マラソン大会は公道レース感というか、車道のど真ん中を集団走る非日常感(字面だけ見ると族みたい?)を楽しんでるところがあるのだけれど、今回は市街地なのでよりその感が顕著に感じられたのも良かった。

なお今回、ちょっとそそのかした同僚(若い)が2名ほどハーフマラソン初参加。
最近一人で参加が続いていたのでちょっと賑やかな感じに。
一応、その2名にはタイムで勝って面目躍如といったところ。

ただいつまでこのリードが続けられるのか… 心配ではあるけれども。


▲ゴール後の会場ではよく行くビストロがミネストローネ風スープパスタを出してたのでいただいた。旨し。

で、
微妙な不完全燃焼感からか
気がついたら本日、4月開催のハーフマラソンにエントリーしてしまった。
今シーズンのランニング活動はもうしばらく続くようである。。。

2018年2月18日日曜日

2018年のやらかしダブル

【やらかし】
先週はやってしまった。しかもダブル。

一つ目は風邪。
 先週月曜日に休みをとって、雪がちらつく中18キロほど走ったことが影響していたとは考えたくないが、水曜日からノドがいたくなり、金曜日には本格的に食道のほうまで炎症になってしまった。気持ち悪い。

さらに二つ目。・・水曜日に歯科で奥歯の抜髄をされた。
経験した人はわかるだろうけど、抜髄とは虫歯治療の最終段階。歯の神経組織を抜き取り、痛みを感じないように処置したしまうものだ。
もしかしたらノド風邪の悪化はこちらも影響しているのかもしれない。
歯には大穴が空くし、歯茎は後遺症的に痛むし、ノドは痛いし、鼻水は出るし。違和感のオンパレードだ。違和感を気にしすぎて、頭痛っぽい感じまでしてくる始末。散々である。

【歯を大事に】
 歯について。
 大学時代の不摂生で大量の虫歯を蔓延らせたことを教訓に、就職してからこの方気をつけて歯のケアはしていたつもり。だが今回の定期検診で”ちょっとしみるんですけど”と伝えてレントゲン撮影されたところ、10年ほど前に治療して詰め物をしたその下側に大きな虫歯が進行していたことが発覚。えー、なんだよそれ、予防するのなんてほぼ無理じゃん、と診療台の上で絶句している間にドリルで大穴を開けられ、有無を言わさず歯髄を取られてしまった。
 しかしあれだ、人生で初めて歯髄除去というのを体験したのだけれど、歯に穴を空けて器具で掘り返され、神経組織を引きずり出される喪失感といったらない。本当にない。処置中に口をゆすいだときに感じた血とまじるイヤーな味もひどい。
 歯は一度失うと回復しない器官だから、今までも処置するたびに喪失感に苛まれてきたが、今回のは特別にでかい。大げさかもしれんが、死が確実に近づいているのを感じて少しダウナーになってしまった・・・。
 この歯、しばらく通って薬剤を詰め込まれたあと、どの程度かはわからんが作り物の歯にされてしまうとのこと。これはもうゲンナリだ。後悔の念ばかりが襲ってくる。ほんとに歯は大事にした方がいい。二度とやりたくないね。

【週末】
 滑り込むように土曜日になり、体をいたわって遅めの起床。歯を失った(正確には失ってはいないのだけれど)悲しみに暮れながら、まずは気休めかもしれんがとりあえず眠っていたドルツ(電動歯ブラシ)の替えブラシをAmazonでポチ。
このあたりは現代っ子である。気を取り直してもう歯磨きをがんばるしかないんだもの。と自分を鼓舞。

あとは外に出ることもできず、土日通じて家でほぼ読書。
合間に模型の進捗。

水性塗料シフトしたEnglish Electric Lightningがやっと完成。
出来栄えは… 色々誤魔化した部分も含めて、水性塗料の練習課題としてはいい勉強になったかな。出来栄えも、自分としては及第点か。なんだか気分がダウナーな状態で完成する模型ってのはちょっと切ない。


そんな作り手の気分はさておき 立体物になると期待通りに満足できる変態的カッコよさである。
国産に比べて多少仮組みに気を使うけど、Airfixのキットはキリッとパネルラインのモールドが入ってて、気持ちいいですね。やっと積みプラモを一つ消化できた。



そんなこんなで
まとまりもないが今週末もおしまい。
来週は・・・(歯に大穴が空いたままだけど)ハーフマラソンだー

2018年2月11日日曜日

3連休 家に閉じ込められたらプラモしかやることがない

3連休をとった。
 今週末は建国記念日の振替休日だからフツー3連休じゃん、といいたいが
自動車界隈の製造業は大体祝日休みにはならないので、能動的に有給をとった。
 残念ながら勤労への意識はあまり高くない系男子なので、与えられた有給休暇はできるだけロスなく使いたい。そういうわけで特に理由なく休暇に。

休暇といっても無駄にダラダラ休めない性分
今週は有意義に過ごそうという意気込みだったのだが・・・。
ここのところの寒さのため、大分行動に制限が生じてしまっている。
本当は再来週のハーフマラソンに向けてちょっと距離を走りたいところなのだけれど、昨日は雨、今日は冷たい強風が吹き荒れ、明日にかけては雪の予報。散々である。

これは家から出るに出られない こまったな というところで、
結局今日は(今日も?)黙々とプラモデルを進めていた


▲暇なのでオリンピック中継などつけながら食卓でデカール貼り

エアフィックスのENGLISH ELECTRIC LIGHTNING。
水性塗料環境にスイッチして初のキットだけれど、そろそろ完成が近づいてきた。
一月半でここまで。ぼちぼちのペースかな。

デカール貼り前に仕上げのコートしたバーニッシュだけど、手持ちのクレオスのデカール軟化剤との相性が悪くてぐんにょり。なじませるために軟化剤を多用していた従来のやり方だと、デカール貼りの途中でコートが傷んできてしまうんだよね。今日は半日かけてごまかしながらデカールを貼って、とりあえず乾燥中。このあと軽く研ぎ出ししようかと思っているのだけれど大丈夫なのかな。

模型サイトの界隈を巡ってみたけど、日本語圏ではファレホ環境下でのデカール仕上げについてはあまり情報なく。 英語サイトをあとであさってみよう。

そんなことをしていたらいよいよ寒くなってきた。
明日の予定は未だにノープランだけど
とりあえず今日は何か温かい夕飯を作って寒さ対策しよ。
こんな行き当たりばったりなのもそれはそれで贅沢な3連休・・・ということにして

2018年2月6日火曜日

氷上ワカサギ釣り

【つり遠征】
今週末は同僚と氷上ワカサギ釣りに出かけた。
場所は長野県は松本市の美鈴湖。
せっかくやるなら氷上で!というメンバーの勢いで突発遠征となった。

※ワカサギ自体は岐阜の近場でも釣れるけれど、
さすがに氷上釣りができる場所はない。。。

【唐突にワカサギ】
…なんでいまワカサギ釣りか。

昨年、職場の後輩から自作のワカサギ釣りタックルを作る人がいる
と聞いてインターネットを調べてみると
結構いらっしゃるのですね、電動消しゴムを改造して作っている方が。

釣りなんて普段やらないし、あまり興味もなかったのに
”自分で作ってみる”という言葉にめっぽう弱い私。
これは面白いDIYアクティビティーだなと思って
つい勢いで作ってしまったのです。電動リールを含むタックル一式。

…しかし悲しいかな、タックルができたのはシーズンも終わりかけのタイミング。
出番を失ったこいつは一年間ホコリをかぶることに。
今回は、念願かなって一年ぶりのデビュー戦となったわけ。


▲昨年冬、amazonで穂先を買って、無駄に2つも作った。当時の自分がどれだけ空回りしていたかがよく分かる。

【釣行当日】
スノーボード用のウエアに、靴下カイロ、通販で調達したガスストーブまで準備して早朝4時発。
7時過ぎに着いた美鈴湖では敢えて完全に初心者丸出し(でも自作リールを持っている変な)で、釣り小屋のスタッフの人に教えを請うて仕掛けを買って、氷上の湖面に穴を開けてもらって準備万端。

寒さに凍えるシーンがありつつも
一日釣り糸を垂れてきた。

気になる釣果は・・・ 一応ボーズではないよね、といったところ。
あんまり大きいのは釣れなかったなあ…

ただ、自作のタックルで魚を釣り上げられるというのは
釣果以上の喜びがあって大満足でした。
一匹目連れたときは年甲斐もなくはしゃいでしまったよ。

【釣りってリッチな時間】
今回十ウン年ぶりの釣り、しかも初めての氷上釣りにトライしてみて
こんなリッチな趣味だったんだなあとしみじみ。

湖上でちょっとしたキャンプをするような雰囲気とか
氷の下には全く流れのない静かな空間が広がる感じとか
湖底の魚と糸電話するみたいに対話する時間とか…
(コールバックがあったら釣り上げちゃうんだけど)
なんともリッチなアクティビティで、これはハマる人も多いわけだ。

歳をとっても体験しないとわからないことはたくさんあって
それもまた良いことだなと
妙に納得して帰った週末でした。


▲少ししかないけど、唐揚げにしてみました。
 意外と上品な味がして美味。


2018年1月21日日曜日

冬季サイクリングな週末

【自転車で名古屋市まで】
職場の後輩に金曜日にそそのかされて、土曜日はこの寒い中 自宅から名古屋まで自転車移動で遊びに行ってみた。

 ここから名古屋で自転車といえば、中学生の頃、オタクに目覚めた同級生が同人誌が欲しくて名古屋に行きたいが、電車賃を浮かせたい… とママチャリで出発するのを見送った記憶があるくらいで、自分はなんだかんだで未経験。

というのも、道のりは交通量の多い幹線道路ばかりだし
車で移動するばかりの道で目新しさもないし…

そんな先入観であまり気乗りしないまま出発した部分もありましたが
いざ走り出してしばらくすると
距離が増える達成感やと運動によるアドレナリンで気分はノリノリに。

今の脚力・体力も手伝って、
比較的苦労せず・空きもせず名古屋市内へ到着できました。


名古屋では
最近話題の高級パン屋に寄ってから
ちょっと高級なランチを食べ、
その後後輩の用事に付き合う流れで
すごいカッコウで百貨店の中を歩いてきてしまった
おかげで(?)店員には何も声をかけられなかったけど。

▲高級パン屋 い志かわ の伏見支店


満席のスターバックスで都会の空気を感じていたらいい時間、
帰りも長いので早めに帰路へ。
とはいえ、家に帰り着いたのは日暮れになってしまったけれども。

▲都心のスターバックスに切り込み、
 抹茶フルーティマスカルポーネフラペチーノを飲む。
というか 食すという表現のほうが相応しい。

自転車で長距離移動するのはだいぶ久々だし、
とくに今回は冬季という異常なコンディションだったけど
無事に片道40キロ強、往復80キロちょっとの距離を走破。
ちょうどいい防寒状態を着込んでコントロールできれば、
ひどい汗もかかず、ガチなチャリンコ野郎の格好も必要ない冬季のサイクリング。
少し寒いくらいがサイクリングは楽しめるのかも などと思った週末でした。

最近はロガーのアプリの性能が高く、達成感が味わいやすいのも良いですね。

最初はアホかと思った自転車企画だけれど
忘れかけていた”サイクリング”の楽しさは感じられたかな。
ただ、帰り道の向かい風は辛かったけどね…。




2018年1月14日日曜日

プラモデル雑記2018年ことはじめ

2018年も年が明けて落ち着いてきましたね。

年末に話が戻りますが
大掃除で、部屋の積みプラモを整頓しながら思ったことがありました。


▲自室の罪ならぬ積みプラモ。積むというか、押し込まれている。

【30代のプラモデル】
 齢30代にもなると、時間的・社会的制約が多くなり、昔のように”夢中になって”プラモデルを作る という時間を捻出することが簡単にできません。昔は寝食を忘れて、部屋中にシンナーを充満させながら制作に没頭した時期もありましたが、所帯を持った現在、そんなことをしたら二度と模型なんて作らせてもらえません。

…とはいえ、目ばかり肥えてくるもんだから、中途半端な模型は作りたくない(ですよね)。
プラモデルを作る行為における”質”の欲求とでもいいましょうか。時間がないから…環境が整わないから…と、中途半端な仕上げで妥協して、積みキットを箱から出してあげることはできるかもしれない。でも、それらの模型を過去の作品と並べて飾り棚に置くなんてのは、ここまで模型と向き合ってきた手前、そう簡単に割り切れることではないですよね。趣味なわけだし。

―するとどうなるか。
完璧主義が邪魔をして
十分な時間と環境がかけられない⇒今は作りどきでない となり
作りたい(はずだった)のに 作り始められずモチベーションが消滅
結果、積みプラモを量産する状態にが生まれていたわけです。

【プラモデルとの付き合い方を見直そう】
テトリスのように積み上がる未組立キットと、”作りたいのになあ”という潜在的ストレス…
これではいかん、そう思った私は 2018の模型製作において積みプラモの消化を決意。
実行にあたり以下をテーマに掲げました

  1. 無駄に時間をかけすぎない
  2. 工具・環境にはお金をかける
  3. 最大の害悪 模型にはラッカー塗料 の考え方を一旦やめてみる

※まるでリタイアしたプロのような物言いですが、
へなちょこモデラーなので。念のため…
今まで時間をかけてものすごいモデルが作れていたかというと、そんなこたあない。


ここで特にインパクトの大きいのは3。
最近模型界隈で高まりを見せている 水性塗料シフトを試みます
最近は水性塗料の盛り上がりが各所でみられるし、英語圏の情報を漁ると結構ノウハウもありそうなので。あと、個人的には一滴ずつ出せるボトルの設計が時短で良い。

で とりあえずの投資はした。

▲塗料棚最上段のラッカー塗料を仕舞って、水性ファレホに並べ替え。


最初の実験台はこいつ。

▲積みの最上段。
 なぜかイタリア旅行時にローマの片隅の模型屋さんで買ったもの。
 27€って書いてある 大して安くないし、日本でも買えたよこれ。

果たして水性塗料へのスイッチはうまくいくのか。
また、積みプラモの消化は進むのか。

乞うご期待。

2018年1月6日土曜日

乗り鉄

【定期乗り鉄】
自動車業界の片隅にいながら、私はいわゆる鉄道好き。
鉄道好きにも色々ありますが、私は気まぐれな乗り鉄です。
”定期運行する陸上輸送システム” というところに何かロマンを感じるみたいで
学生時代からあまった青春18切符で行ったことのない路線にただ”乗ってみる”ことを繰り返しているうち、ローカル単線に乗り込むと無条件でテンションが上がってしまう困った性癖を患ってしまったわけである。

そんなわけで、こいつを塗りつぶすのが密かな楽しみ。

最近一部乗り鉄の間で話題の駅メモをやったりもしますが、マメじゃないので毎日ログインなんてできず、底辺層です。

【三岐鉄道】
 数年続けているローカル線無目的乗車だが、意外と近場(名古屋圏内)の鉄道は灯台下暗しで乗れていない路線が多く、この冬はは迷った結果三岐鉄道に乗ってみた。
 もともとは太平洋セメントの輸送用路線だった三岐線と、近鉄から譲渡されたナローゲージの北勢線が二本あり、ぐるっと乗り潰そうというわけであるwikipedia
 近鉄富田駅から三岐線に入り、三岐線終点:西藤原と北勢線終点:阿下喜の間は最初徒歩で繋げないかと考えていたのだが、GoogleMapで見た限り結構な距離があるようなので断念。少し歩いて、いなべ市のコミュニティバスに乗せてもらうことにした。
 このバスはなんと無料。それなりに本数もあるようで、結構鉄道との乗り継ぎが良いダイヤが組まれているみたい。マイクロバスで地元のおばあちゃんと一緒に運ばれて楽ちん乗り継ぎを達成。コミュニティバスは自分の地元もそうだけど、バス停の位置が明確になった資料があまり公開されていないのが問題。時間には少し余裕があったけれど、バス停を探してだいぶ走ることになってしまった。
 今回は乗りつぶし達成を有線したので途中下車は割愛。セメント輸送の名残の三岐線と、三重県だというのに結構な雪景色が残る藤原地区、噂に違わぬおもちゃ感をまとって運行する、北勢線のナローゲージ車両が印象に残った。周辺には貨物鉄道博物館、軽便鉄道博物館や、5インチゲージの路線が敷設してある公園なんかもあり、下りても色々見ることはできたかな。


【名(迷)所レポ】
 乗りつぶし達成後は桑名で昼食。旅先の模型屋・おもちゃ屋をめぐるのが最近のマイブームなので、桑名の名所”いもや本店”をのぞいてみたけれど、都合により休みとの文字。

とても残念。いもやのレポは色んな所に上がってるのでその辺参照。
残念だなあ。


いもやに行けなかった分、名古屋市内の模型どころをふらっとハシゴして帰宅。
鉄分を補給できたので、乗った分を地図帳で塗りつぶしつつ、あとは休暇明けに向けて気分と体調を整えますか・・・
はあ、気が重い。

2018年1月4日木曜日

2018年




【挨拶】
新年あけましておめでとうございます
…とか書くと、後々この見出しのまま放置されて、「このブログ更新止まってるじゃん」感を醸し出す危険があるけれど、おめでとうございます。

昨年はものづくりに関して惰性で過ごしてしまい、DIYも自室の本棚を作ったくらいであまり進歩なく。仕事が忙しかったことを言い訳にしておきますか。
今年はもう少しチャレンジングに構えたいな。

【徒然】
 年末年始はメーカ勤務なのでまとまった連休があるのですが、今年は休みに入るのが少し遅く、家の大掃除に十分な時間をかけられず。同窓会じみた忘年会の隙間を縫って、換気扇やら水回りやらの掃除をやっつけて気がつけばあっという間に年越し といった感じ。
 今年に限らず、年末年始はあまり自分のことができる休みじゃないね。嫁と自分の実家に挨拶するだけで2日潰れてしまうし、大掃除や忘/新年会みたいのもあるし。幸い実家が近いからこれで済むものの、遠方帰省とかしてたら発狂してしまいそう。

 今日は休みも終わりが見えてきたし、嫁さんは仕事はじめで不在になるので、一人の自由時間。やらなきゃリストを見返して、まずは今年分の無人航空機の申請書を準備。流石に何度もやってきているのでさくっと終了し、航空局へ草案を送付。 その後、原因不明の映像伝送トラブルで数ヶ月中断してたFPV飛行機のトラブルシュートに腰を据えて取り組んで見る。2時間ほど格闘した結果、結局GPS接続部の電源接点不良でフライトコントローラが不安定な状態になっていたみたい。強風の中無理やりテストしてみたらビンゴ、無事に目視外飛行に耐えられる映像が得られた。これで今年のタスクを2つ達成。よしよし。
←一応安定して飛ぶようになった。

【思案】
 ものづくりとかDIYとか、やらなきゃリストと一緒に今年やりたいプロジェクトをいくつか書き出してみたけれど、なかなか腰を据えてやらないと進まないことが多いな。年始早々仕事の環境も変わるみたいなので、どれだけ自分の時間を捻出できるかが肝要になりそう。仕事に忙殺されないよう、自己管理に気をつけないと・・・