2018年8月17日金曜日

物置小屋製作1 基礎~床面作り



◆お久しぶり
前回ブログを書いてからだいぶ時間が飛ぶ。
 GWあたりから始めた物置小屋の製作時間を確保するため、予定のない週はほぼ毎週末作業していた。そして夕方落ち着いた頃には電池切れで寝てしまう。そのためブログを更新する精神的に落ち着いた時間を確保できなかったというのが正直なところ。毎日暑いし。
 こういった自発的な発信作業は、やっぱりちょっと余力がある状態を保たないと続けられないね。

◆物置小屋建て
玄関に溢れかえった工具類を片付けたいニーズが高まっていたので、前々から思っていた”物置”を作る計画を春先から始動した。フツーはヨドとかイナバとかの物置を置くんだけど、DIYで”建築”って言えるものをやってみたいという余分な冒険心が働いたため。

基礎への着工が3月、完成が8月になってしまったけど、自分のDIY歴では最も”大物”なので、せっかくなので記録としてまとめながら振り返ってみる。

◆構想段階
まずはなんといってもお絵かきである。
なんとなくの妄想で作り始められるほど器用ではないので、図書館で借りてきたドゥーパ!なんかを参考に作りたい物置を書いてみた。
これだ
…ラフスケッチといっても程度があるだろとは思うが
この左側の電話ボックスみたいのを想像していた。右は2年前に建てた薪棚。
薪棚の隣に、連続屋根っぽく調和の取れたイメージを描いていたのだけれど、実際見てみると薪棚は結構背が低いので、独立した小屋として成立させる方針に切り替え。



いかにもあれなのでも少しブラッシュアップ

どうやらアイアン調の手すりを取り付けたい様子が伝わってきますね。





なんとなくイメージはできたので、定規を使って… こんな感じかな。このプランではムダに観音開きを計画。









本なんかでよくあるのは 床を1820x910の規格パネル材サイズにして材料効率を高くした例だったりするのだけれど、壁の厚みを考えると910の奥行きが取れないのは狭い感じするよな…と、1100x1820で計画してみることにした。(この決定を後でだいぶ後悔することになる)

◆手始めに
で、次は詳細設計に移行する。 はずなのだが
…これせずに、先に基礎の着手をしてしまった。

というのも、庭の水たまり改善のため近くの砕石屋さんに砂利の手配をしており、その受入で庭の中にいくつか砂利山があるので早く片付けてしまいたかったので。
基礎~土台の段階で直角と水平さえ出しておけば、あとの上モノは流れでなんとかなるでしょ と楽観的にかまえて見切り発車したわけである。

とはいえ、これが意外と難しい。
地山出し

畑と宅地の境目なので、基礎石6つ分、硬い地盤と水平を出すのにひとほぼ丸一日。
ここに来て初めてホースに水を入れて水盛りで水平を出す経験ができた。
束石の高さと水平を調整










駐車場屋根の工事で余っていた柱材を束ね、手製タンパーにしたもの(写真なし)でとにかく突き固める。
固める、水平崩れる、砂利を入れる、固める・・・の無限ループ。







根太を仮配置 いちおう水平っぽい 


また、結構なサイズなので、ベースの根太固定も試行錯誤するハメに・・・。仮配置で水平直角配置を最終を確認しているところ。
このあとで砂利を敷き詰めて固定。









いざ固定、とはやる気持ちはあるが、屋外なので防虫防水の塗装は必須。ストックのあったキシラデコールを塗り塗り・・・

台にしているのはよくあるソーホースブラケットを使ったウマです。庭DIYする人には超便利なので2個単位で作っておくといい。雨ざらしだけど、なにか塗装のたびに余った塗料をいつも塗りつけるので、ものすごく防水されているウマである。



これで自重をすべて支える 大丈夫か

90mm長のビスをサイドから打てるだけ打って根太を固定。結構な自重を支えるので、ビスがちゃんと効くようにクランプで密着させるのは必須です。
えらい外が暗くなっている。
床受けの数は・・・まあこんなもんでしょ。
右側に見えているのは薪棚の柱。
近すぎじゃね?そう、これは近すぎた。これもあとで工程をややこしくする原因に・・・。

およそ2週末ほどかけて床面準備を完了。
さて、ここから上モノ設計を開始するなんともちぐはぐな動き出しとなった。








まだ何も建ってないけど、長いので続きはまた次回。
思い返すと初期段階から結構苦労してたな・・・。