2018年1月21日日曜日

冬季サイクリングな週末

【自転車で名古屋市まで】
職場の後輩に金曜日にそそのかされて、土曜日はこの寒い中 自宅から名古屋まで自転車移動で遊びに行ってみた。

 ここから名古屋で自転車といえば、中学生の頃、オタクに目覚めた同級生が同人誌が欲しくて名古屋に行きたいが、電車賃を浮かせたい… とママチャリで出発するのを見送った記憶があるくらいで、自分はなんだかんだで未経験。

というのも、道のりは交通量の多い幹線道路ばかりだし
車で移動するばかりの道で目新しさもないし…

そんな先入観であまり気乗りしないまま出発した部分もありましたが
いざ走り出してしばらくすると
距離が増える達成感やと運動によるアドレナリンで気分はノリノリに。

今の脚力・体力も手伝って、
比較的苦労せず・空きもせず名古屋市内へ到着できました。


名古屋では
最近話題の高級パン屋に寄ってから
ちょっと高級なランチを食べ、
その後後輩の用事に付き合う流れで
すごいカッコウで百貨店の中を歩いてきてしまった
おかげで(?)店員には何も声をかけられなかったけど。

▲高級パン屋 い志かわ の伏見支店


満席のスターバックスで都会の空気を感じていたらいい時間、
帰りも長いので早めに帰路へ。
とはいえ、家に帰り着いたのは日暮れになってしまったけれども。

▲都心のスターバックスに切り込み、
 抹茶フルーティマスカルポーネフラペチーノを飲む。
というか 食すという表現のほうが相応しい。

自転車で長距離移動するのはだいぶ久々だし、
とくに今回は冬季という異常なコンディションだったけど
無事に片道40キロ強、往復80キロちょっとの距離を走破。
ちょうどいい防寒状態を着込んでコントロールできれば、
ひどい汗もかかず、ガチなチャリンコ野郎の格好も必要ない冬季のサイクリング。
少し寒いくらいがサイクリングは楽しめるのかも などと思った週末でした。

最近はロガーのアプリの性能が高く、達成感が味わいやすいのも良いですね。

最初はアホかと思った自転車企画だけれど
忘れかけていた”サイクリング”の楽しさは感じられたかな。
ただ、帰り道の向かい風は辛かったけどね…。




2018年1月14日日曜日

プラモデル雑記2018年ことはじめ

2018年も年が明けて落ち着いてきましたね。

年末に話が戻りますが
大掃除で、部屋の積みプラモを整頓しながら思ったことがありました。


▲自室の罪ならぬ積みプラモ。積むというか、押し込まれている。

【30代のプラモデル】
 齢30代にもなると、時間的・社会的制約が多くなり、昔のように”夢中になって”プラモデルを作る という時間を捻出することが簡単にできません。昔は寝食を忘れて、部屋中にシンナーを充満させながら制作に没頭した時期もありましたが、所帯を持った現在、そんなことをしたら二度と模型なんて作らせてもらえません。

…とはいえ、目ばかり肥えてくるもんだから、中途半端な模型は作りたくない(ですよね)。
プラモデルを作る行為における”質”の欲求とでもいいましょうか。時間がないから…環境が整わないから…と、中途半端な仕上げで妥協して、積みキットを箱から出してあげることはできるかもしれない。でも、それらの模型を過去の作品と並べて飾り棚に置くなんてのは、ここまで模型と向き合ってきた手前、そう簡単に割り切れることではないですよね。趣味なわけだし。

―するとどうなるか。
完璧主義が邪魔をして
十分な時間と環境がかけられない⇒今は作りどきでない となり
作りたい(はずだった)のに 作り始められずモチベーションが消滅
結果、積みプラモを量産する状態にが生まれていたわけです。

【プラモデルとの付き合い方を見直そう】
テトリスのように積み上がる未組立キットと、”作りたいのになあ”という潜在的ストレス…
これではいかん、そう思った私は 2018の模型製作において積みプラモの消化を決意。
実行にあたり以下をテーマに掲げました

  1. 無駄に時間をかけすぎない
  2. 工具・環境にはお金をかける
  3. 最大の害悪 模型にはラッカー塗料 の考え方を一旦やめてみる

※まるでリタイアしたプロのような物言いですが、
へなちょこモデラーなので。念のため…
今まで時間をかけてものすごいモデルが作れていたかというと、そんなこたあない。


ここで特にインパクトの大きいのは3。
最近模型界隈で高まりを見せている 水性塗料シフトを試みます
最近は水性塗料の盛り上がりが各所でみられるし、英語圏の情報を漁ると結構ノウハウもありそうなので。あと、個人的には一滴ずつ出せるボトルの設計が時短で良い。

で とりあえずの投資はした。

▲塗料棚最上段のラッカー塗料を仕舞って、水性ファレホに並べ替え。


最初の実験台はこいつ。

▲積みの最上段。
 なぜかイタリア旅行時にローマの片隅の模型屋さんで買ったもの。
 27€って書いてある 大して安くないし、日本でも買えたよこれ。

果たして水性塗料へのスイッチはうまくいくのか。
また、積みプラモの消化は進むのか。

乞うご期待。

2018年1月6日土曜日

乗り鉄

【定期乗り鉄】
自動車業界の片隅にいながら、私はいわゆる鉄道好き。
鉄道好きにも色々ありますが、私は気まぐれな乗り鉄です。
”定期運行する陸上輸送システム” というところに何かロマンを感じるみたいで
学生時代からあまった青春18切符で行ったことのない路線にただ”乗ってみる”ことを繰り返しているうち、ローカル単線に乗り込むと無条件でテンションが上がってしまう困った性癖を患ってしまったわけである。

そんなわけで、こいつを塗りつぶすのが密かな楽しみ。

最近一部乗り鉄の間で話題の駅メモをやったりもしますが、マメじゃないので毎日ログインなんてできず、底辺層です。

【三岐鉄道】
 数年続けているローカル線無目的乗車だが、意外と近場(名古屋圏内)の鉄道は灯台下暗しで乗れていない路線が多く、この冬はは迷った結果三岐鉄道に乗ってみた。
 もともとは太平洋セメントの輸送用路線だった三岐線と、近鉄から譲渡されたナローゲージの北勢線が二本あり、ぐるっと乗り潰そうというわけであるwikipedia
 近鉄富田駅から三岐線に入り、三岐線終点:西藤原と北勢線終点:阿下喜の間は最初徒歩で繋げないかと考えていたのだが、GoogleMapで見た限り結構な距離があるようなので断念。少し歩いて、いなべ市のコミュニティバスに乗せてもらうことにした。
 このバスはなんと無料。それなりに本数もあるようで、結構鉄道との乗り継ぎが良いダイヤが組まれているみたい。マイクロバスで地元のおばあちゃんと一緒に運ばれて楽ちん乗り継ぎを達成。コミュニティバスは自分の地元もそうだけど、バス停の位置が明確になった資料があまり公開されていないのが問題。時間には少し余裕があったけれど、バス停を探してだいぶ走ることになってしまった。
 今回は乗りつぶし達成を有線したので途中下車は割愛。セメント輸送の名残の三岐線と、三重県だというのに結構な雪景色が残る藤原地区、噂に違わぬおもちゃ感をまとって運行する、北勢線のナローゲージ車両が印象に残った。周辺には貨物鉄道博物館、軽便鉄道博物館や、5インチゲージの路線が敷設してある公園なんかもあり、下りても色々見ることはできたかな。


【名(迷)所レポ】
 乗りつぶし達成後は桑名で昼食。旅先の模型屋・おもちゃ屋をめぐるのが最近のマイブームなので、桑名の名所”いもや本店”をのぞいてみたけれど、都合により休みとの文字。

とても残念。いもやのレポは色んな所に上がってるのでその辺参照。
残念だなあ。


いもやに行けなかった分、名古屋市内の模型どころをふらっとハシゴして帰宅。
鉄分を補給できたので、乗った分を地図帳で塗りつぶしつつ、あとは休暇明けに向けて気分と体調を整えますか・・・
はあ、気が重い。

2018年1月4日木曜日

2018年




【挨拶】
新年あけましておめでとうございます
…とか書くと、後々この見出しのまま放置されて、「このブログ更新止まってるじゃん」感を醸し出す危険があるけれど、おめでとうございます。

昨年はものづくりに関して惰性で過ごしてしまい、DIYも自室の本棚を作ったくらいであまり進歩なく。仕事が忙しかったことを言い訳にしておきますか。
今年はもう少しチャレンジングに構えたいな。

【徒然】
 年末年始はメーカ勤務なのでまとまった連休があるのですが、今年は休みに入るのが少し遅く、家の大掃除に十分な時間をかけられず。同窓会じみた忘年会の隙間を縫って、換気扇やら水回りやらの掃除をやっつけて気がつけばあっという間に年越し といった感じ。
 今年に限らず、年末年始はあまり自分のことができる休みじゃないね。嫁と自分の実家に挨拶するだけで2日潰れてしまうし、大掃除や忘/新年会みたいのもあるし。幸い実家が近いからこれで済むものの、遠方帰省とかしてたら発狂してしまいそう。

 今日は休みも終わりが見えてきたし、嫁さんは仕事はじめで不在になるので、一人の自由時間。やらなきゃリストを見返して、まずは今年分の無人航空機の申請書を準備。流石に何度もやってきているのでさくっと終了し、航空局へ草案を送付。 その後、原因不明の映像伝送トラブルで数ヶ月中断してたFPV飛行機のトラブルシュートに腰を据えて取り組んで見る。2時間ほど格闘した結果、結局GPS接続部の電源接点不良でフライトコントローラが不安定な状態になっていたみたい。強風の中無理やりテストしてみたらビンゴ、無事に目視外飛行に耐えられる映像が得られた。これで今年のタスクを2つ達成。よしよし。
←一応安定して飛ぶようになった。

【思案】
 ものづくりとかDIYとか、やらなきゃリストと一緒に今年やりたいプロジェクトをいくつか書き出してみたけれど、なかなか腰を据えてやらないと進まないことが多いな。年始早々仕事の環境も変わるみたいなので、どれだけ自分の時間を捻出できるかが肝要になりそう。仕事に忙殺されないよう、自己管理に気をつけないと・・・

2017年10月28日土曜日

自由研究 その後

夏の自由研究についてこの記事で書いたのだけれど
1ヶ月くらいかけてぼちぼちコーディングして
cronで定期動作するpythonスクリプトが完成した。
一応、”雨予報(特にゲリラ豪雨の短期予報)”については 満足できるものができた…と思う。

【やったこと】
pythonとはなんぞや というところの勉強からから始まり(参考書も買った)
・CSVへの書き込み、読み出し
・モジュールの追加
・取得画像からのカラー情報読み出し、雨量分布パラメータ演算関数の定義
 (過去の雨量分布との比較から、今後天気がひどくなるのか回復するかの判断)
・パラメータを扱うクラスやメソッドの定義
・予報結果に基づいたGPIOの動作(LEDを光らせる、ブザーを鳴らす)
・I2C対応液晶ディスプレイによる予報結果の表示
・I2C液晶への天気予報アイコン表示

などなど、
一通りRaspberry Pi でやれそうだと妄想した内容は
実装できたみたいだ。
ここのところ雨やら台風やらで天気が荒れている中
ほぼ期待通りの動作をすることが確認できている。
(本来の目的である夏のゲリラ豪雨には間に合わなかったけども)

【仕上げ】
しばらく適当なブレッドボードを占拠していたけれど
あまりにも見苦しいのをどうにかしたいのと
一応ここで区切りをつけて完成、の意味で
ユニバーサル基板に回路をハンダ実装してみた。

雨続きで庭仕事とかもやれないしね。

で、できあがったのがこちら


トランジスタでONするブザーと、GPIO直結の動作確認LED、あとは、SDA SCL 5V GNDを液晶用に引き出しただけですが。
ブレッドボードのスパゲティと比べれば、だいぶスッキリできました。
適当なUSB電源に繋いでおけば
止めない限り、インターネット上の雨量情報を監視しつづけてくれます。 なんちゃってIoTということで。
それなりに使えるなという印象なので、できればもう少しちゃんとしたエンクロージャを着せてあげたいな。適当にMDFかなにかで作ろうかな。


見た目はスッキリしていても、中身がスパゲッティなのでコードの内容は秘密。
プログラミングのスキルはもう少し磨かないとね・・・

2017年8月16日水曜日

夏の自由研究

【夏休み】
夏休みって、やることが限られるんですよね。
メーカ勤務なので1週間は休みが取れるのですが

・世間はお盆で混む
・お盆なので実家参りするため、嫁さんの実家を含み最低2日は失われる
・外で作業しようものなら炎天下。そうでない場合は夕立でびしょぬれ。

…と、なかなか上手に使えない休暇なのです。

【自由研究】
今年の夏休みも、自由に使える日はあいにくの天気・・・
何か成果物が得られないと休みの最後に悶々としてしまう性分なので
インドア活動として今年は塩漬け気味だったRaspberry Piをかじってみることにしました。
数ヶ月前に火をいれて、Linuxのお作法をネットでかじりながらなんとかSSHで動作できるところまでもってきたものです。


【やってみたこと】
以下のリンクを参考に、同様の動作を構築してみました。
http://news.mynavi.jp/articles/2014/08/14/raspberry-pi2/


こちらは東京電力のページにアクセスして雨雲情報のデータを取得する作例ですが
国土交通省の自宅周辺の雨雲ログ(ここ)が取れるようにシェルスクリプトを変更。

【概要】
 1. curonの自動実行で、3分おきに書いたスクリプトを実行
 2. curlでサイトを叩く。
   アクセスするURLにはクエリオプションを指定して自宅付近のデータを要求。
   出てきたhtmlを保存。
 3. 2.で得たhtmlから、表示されている画像データのリンクを抽出。
   grepで行を検出、sedで余分な文字列を削除(文字列""に置き換え)
 4. 3.で特定したアドレスの画像データをwgetで保存。
 5. データが再利用しやすいよう、yyyymmddHHMM.gifの形式でリネーム
 
 番外 if文 日付のまたぎを検知したら、保存したデータはzipで圧縮

【結果】
 ◆ハマったこと
 ・curlで指定するクエリオプションが複数の場合
  2つ目以降が&でつなぐと無視される \&
 ・sedやgrepの文法で四苦八苦。^(行頭) $(行末) でなんとか。
 ・実行パーミッションの設定。
  home/xxx/のディレクトリで実行するときはsudoしないと動かない。
 ・改行コードの違い windowsのメモ帳で書いたスクリプトは 改行コードがCRLFのため、UNIX上(LFのみ)では正しく実行されず、修正する羽目に。

  ◆動作
  とりあえずうまく動作している様子。ただし 以下の懸念あり。
   相手のサイトがダウンしているときなど、
   例外処理を考えないとうまく動かなくなるかもしれない。しばらく様子見。

   せっかく画像データが時系列で取得できるので、統計処理のようなことができないか思案中・・・

2014年10月13日月曜日

arduino nano と ftdiの設定にまつわるアレコレ

Arduino nano互換機 および FTDIのUSB⇔COMポート変換チップFT232RLの使用に関するTipsです。
ちょっと変わったトラブルに遭遇&解決したので覚書。


【Arduino nano とは】
マイコン工作の敷居や面倒臭さを一気に引き下げてくれるarduinoですが
少し工作に慣れてくると、小型版のArduinoProMiniが便利に感じてきます。

特にラジコン組み込み工作にArduinoを使う場合は顕著で
ハーネスをハンダ付けしたらあとはシュリンクして機体に貼り付けたりと
お手軽さでついつい頼ってしまいます。
大体1000円前後ですし、ライト類のコントロールやら機体側ミキシング、PWMやPPMの処理なんかに大変重宝します。

ArduinoProMiniはPCとの接続にFTDI変換が必要なのが少し煩わしい(その分軽くて小さい)のですがその悩みを解決してくれるのがArduino nanoです。
Arduino pro(ATmega328p搭載)にFTDI変換チップ(FT232RL)が内蔵されているもの と考えて問題ありません。言ってみれば、「ArduinoPro+FTDI to USB」。パソコンさえあれば書換も動作も自由にできるのでお手軽さこのうえありません。

純正品は少しお高め(4000円強?)ですが、~2000円くらいで互換ボードが買えます。(Amazonなんかでも取り扱っています)

PC側にFTDI社のドライバをインストールして接続すれば、COMポートとして認識される という寸法です。
http://www.ftdichip.com/Drivers/D2XX.htm




【(互換ボードの)トラブル事例】
互換品だけ?なのかわかりませんが、挿抜のタイミングでFT232RLのハードウェアID情報がおかしくなる現象あり。どうやら、EEPROMが初期化?され、PIDの値が0000になってしまうことがある様子。

こうなるともう何度抜き差ししても認識しません。
ドライバを初期化しても、再インストールしても無理。

ドライバの設定ではVID_0403,PID_6001が正しい状態の様子(図)。
今回のケースではPID_0000となってしまい、規定のドライバが機能しなくなってしまいました。






【解決】
ネット上調べると、
この現象はどうやらFT232RLのEEPROMエラーにあるようで、FTDI社のツール
FT_PROG 2.8.2.0 - EEPROM Programming Utility
を使い、規定のPIDに書き換えてあげることで解決できるようです。

ただし、このツールを起動させるためにはFT232RLが認識できていることが前提。
でもその肝心のドライバが不適合なんだよ、という堂々巡りになってしまいます。


①とりあえず機器に対してPID_0000のチップをドライバが認識できている状態を作る。
 FTDI社のドライバをダウンロードすると、以下のファイルが展開されます。
 ダミー用のドライバとして機能させるので、正規にインストールしたドライバとはフォルダを分けておいたほうが無難です。




 この中の以下の設定ファイル(赤マーク)をいじって
 PID_0000のハードウェアを対象にドライバ認識するようエディタで改造します。
 当然正規のドライバファイルではなくなってしまいますので
 一時的なダミードライバとして使う魂胆です。
 
 <ftdiport.infの修正例 (ftdibus.infにも同様の処置を行います)>



 赤マークの部分が追加した行です。
 一行下が正規の認識情報です。(VID_0403&PID_6001)


②改造ドライバでFT232RLを強制認識させる
 ボードのUSBを抜き差しすると、現段階では不明なデバイス(もしくは何か別のデバイス)として認識されますので
 手動でドライバを指定して強制認識させます。
 ドライバのインストール(更新)画面で、先ほど書き換えたファイルが存在するフォルダを指定します。
 改造が正常に行われていれば、フォルダの指定をするだけで対応ドライバとして読み込んでくれるはずです。(下図)
 

うまく行けば、取り敢えずはUSB Serial Port等の仮想COMポートとして認識されるはずです。
















③PID_0000のIDを書き換える
 以上の処理で取り敢えずFT232RLが動作する状態になりますが
 これはあくまで改造ドライバとの組み合わせ限定となるため、汎用性がありません。
 
 今までの処理で FT_PROGにてFT232RLを認識できるようになりましたので
 通常ドライバとの組み合わせで動作できるよう、EEPROMの値を修正してあげます。
 
Scan and Parseで接続機器のEEPROMを読み込みます。
その後、product ID(PID)の値を6001に書き換えるか、プルダウンメニューでFTDI DefaultのVID/PID設定を選びます。
最後に、Program Devicesで値を書き込んで終了。
これで、いわゆる”通常の”FT232RLとして機能するようになります。













③接続テスト
 正しく書き換えが行われていれば、一度ボードを挿抜すると異なるデバイス(PIDが違うので)として認識され、ドライバのインストールが始まります。(Windows7の場合) すでに正規のドライバがインストールされている場合はそれを指定。このチップはWindows Updateにも登録があるようなので、自動的にインストールできる場合もあります。
新しいCOMポートとして認識されますので、ArduinoIDE等で通信が可能であることをチェックしてください。


【注意】
覚書ですので細かい手順がスキップされていますが
トライはAT OWN RISKでお願いします。(EEPROMの値がぶっ飛んでしまい、機器として認識しなくなるとお手上げなので・・・)





【参考URL】
FT Progの使い方
http://einstlab.web.fc2.com/PICerFT/FTDI.html

FTDI USBデバイスドライバインストール・削除に関する手順情報
http://okicar.com/index.html