年末に話が戻りますが
大掃除で、部屋の積みプラモを整頓しながら思ったことがありました。
▲自室の罪ならぬ積みプラモ。積むというか、押し込まれている。
【30代のプラモデル】
齢30代にもなると、時間的・社会的制約が多くなり、昔のように”夢中になって”プラモデルを作る という時間を捻出することが簡単にできません。昔は寝食を忘れて、部屋中にシンナーを充満させながら制作に没頭した時期もありましたが、所帯を持った現在、そんなことをしたら二度と模型なんて作らせてもらえません。
…とはいえ、目ばかり肥えてくるもんだから、中途半端な模型は作りたくない(ですよね)。
プラモデルを作る行為における”質”の欲求とでもいいましょうか。時間がないから…環境が整わないから…と、中途半端な仕上げで妥協して、積みキットを箱から出してあげることはできるかもしれない。でも、それらの模型を過去の作品と並べて飾り棚に置くなんてのは、ここまで模型と向き合ってきた手前、そう簡単に割り切れることではないですよね。趣味なわけだし。
完璧主義が邪魔をして
作りたい(はずだった)のに 作り始められずモチベーションが消滅
結果、積みプラモを量産する状態にが生まれていたわけです。
【プラモデルとの付き合い方を見直そう】
テトリスのように積み上がる未組立キットと、”作りたいのになあ”という潜在的ストレス…
これではいかん、そう思った私は 2018の模型製作において積みプラモの消化を決意。
実行にあたり以下をテーマに掲げました
- 無駄に時間をかけすぎない
- 工具・環境にはお金をかける
- 最大の害悪 模型にはラッカー塗料 の考え方を一旦やめてみる
※まるでリタイアしたプロのような物言いですが、
へなちょこモデラーなので。念のため…
今まで時間をかけてものすごいモデルが作れていたかというと、そんなこたあない。
ここで特にインパクトの大きいのは3。
最近模型界隈で高まりを見せている 水性塗料シフトを試みます
最近は水性塗料の盛り上がりが各所でみられるし、英語圏の情報を漁ると結構ノウハウもありそうなので。あと、個人的には一滴ずつ出せるボトルの設計が時短で良い。
で とりあえずの投資はした。
▲塗料棚最上段のラッカー塗料を仕舞って、水性ファレホに並べ替え。
最初の実験台はこいつ。
▲積みの最上段。
なぜかイタリア旅行時にローマの片隅の模型屋さんで買ったもの。
27€って書いてある 大して安くないし、日本でも買えたよこれ。
果たして水性塗料へのスイッチはうまくいくのか。
また、積みプラモの消化は進むのか。
乞うご期待。
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